【中学受験】子どもの成績が悪くて怒ってしまう人に知ってほしい「成長をうながす3つの法則」

コラム
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プロの世界では「怒る」先生は論外

プロの世界では「怒る」先生は論外、「叱る」先生は二流、「気づかせる」先生が一流という言葉があります。「怒る」というのは感情を暴発させているだけでそこに教育としての目的や意義がなく、さらには「自分の授業が目の前の子どもにとって面白いものではない」などの自分のやっかみを教師という立場を利用して弱い子どもにぶつけているという最悪なことをしているので「論外」と言われます。次に「叱る」。指導の目的や意義をもって生徒に投げかけることを「叱る」といいます。つまり、プロの世界では「子どもに対する行動について目的や意義がなければ教育とは言えない」というのが基本中の基本です。

もちろんこれはプロに関する話であって、ご家庭、しかも我が子に対してというのはなかなか難しいというのはもちろんそうだと思います(私に子どもがいたら…と考えると同じようにできるかは自信がありません。)

感情で怒っても意味がないどころか逆効果

成績を見た瞬間、教えていてわからない問題が何度やっても解けないときなど、もし自分が思う状況より悪かった場合には、さまざまな感情がわき上がってくると思います。「あんなに教えたのに!」「あんなに塾に通わせたのに!」などなど。。そして、それをそのまま子どもに対して感情的に伝えた場合、お子さんは確かにショックは受けるでしょうけれども、ただただ「出来が悪かったから怒られた」という記憶だけが残り、次にはつながりません。最悪の場合は成績を隠したりしはじめ、それが大人になっても都合の悪いことは全部隠すことにつながるかもしれません。

また、最近は教育虐待という言葉も散見されるようになってきました。 熱心に指導するがあまりお子さんもそしてご家庭も壊れていくということも私は今までたくさんの実例を見てきました。

重要なのは「怒り」ではなく「どうしたらいいのか」ということを冷静に考えていくことです。

怒りをコントロールして成長につなげる3つの法則

具体的に「怒りをコントロールして成長につなげるために」どうすればいいか。ヒントは「アンガーマネジメント」にあります。アンガーマネジメントに関する書籍もたくさん出ていますから、ぜひ読んで参考にしてみてもいいかもしれません(仕事にも役立ちます)

読みやすくておすすめです

私自身、仕事の一環(管理職研修など)としてアンガーマネジメント講習を何度も受講してきました。特に印象深かったのが大手航空会社の元CAさんの話です。

私の上司は、失敗したときにも一緒に原因を探求し、次からどうすればできるのかということをいつも優しく丁寧に笑顔で指導してくださった。ある日、私がお客様にコーヒーをこぼすという大変な失敗をしたものの、お客様は寛大にも許してくださった。到着後「許してくれてよかった」と仲間内で笑顔で話しているとき、そのいつもは優しい上司はその話を聞いてから最後に一言「あんなことをお客様にしてなんで笑えるのか!」 と今までにない形相と強い口調で私たちを叱った。私は猛省して今でも、そして生涯、その先輩を怒らせたことを忘れることはできない。

とある大手航空会社元CAさんのお話

これぞアンガーマネジメントの最たる例だと私は思います。感情を露わにして「叱る」ことは、仕事や生き方の最も重要な的を外しているときにこそ抜く、いわば「伝家の宝刀」ではないかと私はこのお話を聞いてハッとさせられて、その後の指導が大きく変わりました。

なので、私からは家庭で今日からできるアンガーマネジメント「3つの法則」をお伝えします。

子どもの前で成績表を見ない

成績はとても気になるものですが、まずお子さんの前で成績を見るのではなく一度預かってお子さんがいないところで、気持ちを安定させてから見ます。いろいろな感情がわき上がると思いますが、それをぶつける場所を用意して(例えば個人情報に留意したうえでTwitterなどで吐露するなどして発散するのも私はありだと思います)思う存分に怒りを発散します。

クレヨンしんちゃん、ネネちゃんママのように、隠れてウサギのぬいぐるみを正拳突きする…のもある意味アンガーマネジメント??

「褒める」そして「次にやってほしいこと」を具体的に伝える

次に落ち着いたところで問題や解答を見てみて、1か所でもいいので「教えたところができるようになったところ」を探してみます。どんな些細なことでも構いません。例えば式を書くようになった、問題に線をひくようになった、この問題はできるようになったなどです。そうすると、意外とお子さんが頑張った痕跡を見つけることができて、怒りもやわらいでくるかもしれません。

最後に次回のテストに向けて、「ここだけは次にクリアしてほしい」部分を用意して、次の日、お子さんができるようになったところを褒めたうえで、次にやってほしいことを伝えます。

そうして成長を実感させることこそが「次の成長へとつながっていきます」

漫画「医龍」より。昨日より今日、今日より明日とどんどん腕があがっていくと感じることこそ「成長」それをサポートするのが教育(著者は医龍がとても好きです)

「自分はすごい」と常々思うこと

そして最後に重要なのは「お父さん・お母さん自身が自分をすごい」と思うことです。仕事や家事をするだけでも大変なのに熱心に子育てをすることはだれしもにできることではありません。私自身は子供がいないので、世のお父さんやお母さんにはいつも頭が下がる思いです。ぜひ、自分で自分をほめることも忘れないでください。

プロに相談することも解決では重要

とはいえども、なかなか自分ではできるようになったこと、次への課題を見つけることは難しいと思います。そういうときこそプロに相談してみて、意見をもらうことも重要です。私が所属するオンライン家庭教師「まなぶてらす」では各分野のプロフェッショナルが集まって指導を担当しています。私をふくめ、ぜひ困ったときはプロにアウトソーシングしてみてください。

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